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【2025年最新】製造業におすすめの電子帳票システム10選!メリットや選び方も解説

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製造業において、紙の帳票業務は「煩雑な作業」「保管・管理コスト」「人為的なミス」といった課題を抱えがちです。

特に、情報システム部の担当者様にとっては、これらの課題を解決するための最適なソリューションを探すことが重要なミッションではないでしょうか。

そこで本記事では、製造業の情報システム部担当者様に向けて、電子帳票システムを導入するメリットや、自社に最適なシステムを選ぶ際のポイントをわかりやすく解説します。

さらに、おすすめの電子帳票システム10選を厳選してご紹介しますので、ぜひ比較検討の参考にしてください。

電子帳票システムとは?

電子帳票システムとは、企業等で作成・管理される帳票類を電子化するためのシステムのことです。

紙でやり取りされていた見積書や請求書、作業指示書などをデータとして作成・保管・共有することで、業務効率化やコスト削減、情報の一元管理などを実現します。

特に、製造業においては現場で発生するさまざまな帳票(作業指示書、検査記録、日報など)を電子化することで、リアルタイムでの情報共有やデータ分析が可能となり、生産性向上や品質改善にもつながります。

製造業が電子帳票システムを導入するメリット

製造業が電子帳票システムを導入することで、以下のようなメリットが期待できます。

業務効率化と生産性向上を図れる

電子帳票システムにより、紙の帳票作成や入力、ファイリング、倉庫への保管といった手作業が不要になります。
この結果、現場の作業員や事務担当者の負担を大幅に軽減でき、より付加価値の高い業務に集中できるようになるため、生産性向上が期待できます。

コストを削減できる

紙代、印刷代、郵送費、保管スペースにかかるコストを削減できます。
また、手作業によるミスが減るため、修正にかかる人件費も削減できます。

意思決定のスピードを向上できる

帳票が電子化されることで、必要な情報をリアルタイムで検索・確認できます。
このため、経営層や管理職は、最新のデータをすぐに把握できるようになり、迅速な意思決定が可能になります。

情報セキュリティとガバナンス強化につながる

紙の帳票には紛失や盗難のリスクがありますが、電子化されたデータはアクセス権限の設定やログ管理が可能です。
このため、情報漏えいのリスクを低減し、内部統制を強化できます。

BCP(事業継続計画)につながる

災害発生時、紙の帳票では物理的に破損・消失するリスクがあります。

電子帳票システムでデータをクラウド上に保管しておけば、複数のデータセンターでバックアップが取られます。
このため、万が一の事態でも事業を継続できる体制を構築できます。

製造現場でよく使われる帳票の種類

製造業の現場では、多種多様な帳票が使われています。
主な帳票には以下のようなものがあります。

作業指示書

作業指示書とは、製品の製造方法や手順、材料などを記載した書類です。
現場作業員やオペレーターに対して、何を・いつまでに・どのように作業すべきかを具体的に記載し、業務を正確かつ効率的に進めるために作成します。

作業日報・作業報告書

作業日報・作業報告書とは、現場での作業内容や進捗、問題点などを記録した書類です。
従業員がその日に実施した業務内容、進捗、生産実績、発生した問題点などを上司や管理者へ報告するために作成します。

生産日報

生産日報とは、その日の生産数や不良品数などを記録した書類です。
「現場の状況を見える化」し、生産効率や品質、稼働率・問題発生状況などをタイムリーに把握・分析するために作成します。

出荷指示書

出荷指示書とは、製品の出荷先や数量、納期などを記載した書類です。
受注内容に基づいて、出荷する商品の種類・型番・数量・単価・納期・出荷先など、出荷業務に必要な情報を記載し、現場の担当者に正確な出荷作業を指示するために作成します。

現品票

現品票とは、製品や部品の情報を管理するための伝票です。
製品や部品・半製品など現物に直接添付され、品名・品番・数量・ロット番号・製造日・工程・担当者など、現物管理や工程進捗、品質管理に必要な情報を記載します。

作業伝票

作業伝票とは、個々の作業単位での情報を記録するための伝票です。
特定の作業や工程に関する情報を記録し、次の工程や関係部署に作業の進捗や使用した部品・材料、作業時間などを伝達するために作成します。

出来高報告書

出来高報告書とは、生産された製品の数量を報告するための書類です。
製造業務の進捗管理や出来高納品(実際に製造された数量に応じて納品・請求を行う方式)に必要不可欠です。

製品入庫伝票

製品入庫伝票とは、製造工程で完成した製品や一度、出荷された製品が返品されたものなどを、倉庫や工場内の所定の保管場所に入庫したことを記録する伝票です。
製品が倉庫に入庫される際に使用します。

設備点検表

設備点検表とは、工場や製造現場の設備が安全かつ正常に稼働しているかを確認するために、点検項目や点検結果を記録・管理するための書類です。
設備の点検結果や異常を記録します。

製造業におすすめの電子帳票システム10選

製造業の情報システム部担当者様におすすめの電子帳票システムを10製品ご紹介します。

i-Reporter(株式会社シムトップス)

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https://i-reporter.jp/

i-Reporterは、iPadやWindowsタブレットに対応した電子帳票システムです。
現場で利用されている紙帳票をそのままデジタル化し、入力・承認・保存・共有まで一元管理できるのが特長です。
製造・建設・保守点検・医療など幅広い業種で活用され、現場のペーパーレス化や業務効率化を実現します。

i-Reporterの主な機能

機能名 説明
電子帳票作成/入力 既存のExcel帳票を取り込み、タブレット上で手書き入力や写真添付、チェックボックス入力が可能。
ワークフロー/承認 入力データは即座に上長や管理者へ送信、承認・差し戻しが可能。
データ連携 入力データをCSVや各種基幹システム・クラウドサービスと連携。
オフライン対応 ネットワーク環境が不安定な現場でも利用可能、後で自動同期。
マルチデバイス対応 iPad、iPhone、Windowsタブレットで利用可能。
入力支援 バーコード/QRコード読取、写真撮影添付、音声入力。

i-Reporterの特長/強み

  • 紙帳票の運用を崩さずにデジタル化可能
    現場で使い慣れたExcelフォーマットをそのまま電子化できる。
  • 現場作業に最適化
    手書き、写真、チェック入力など、直感的なインターフェイスを備え、現場担当者が抵抗なく利用できる。
  • 幅広い業種・用途に対応
    製造業の日報、建設現場の点検記録、医療・介護の巡回記録などに活用実績多数。
  • 迅速な共有と業務効率化
    入力データが即時に社内システムへ反映され、転記作業や二重入力を削減。
  • オフラインでも利用可能
    ネットワーク環境が制限される現場でも利用できる堅牢性。

i-Reporterの料金

初期費用・月額費用は、利用規模・環境により個別見積もりとなります。非公開。

XC-Gate(株式会社テクノツリー)

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https://product.technotree.com/xc-gate/

XC-Gate(エクシーゲート)は、これまで紙や Excel を使っていた帳票を、そのままのイメージで電子化し、Web/モバイル端末から入力・登録できる現場帳票電子化ソリューションです。

日報・検査表・報告書・業務日誌などの記録業務を対象とし、製造業に限らず、建設・メンテナンス・食品業界などでも活用されています。

Excelで作成された帳票を、Web画面用に変換可能で、入力→ 登録→集計・分析までを一気通貫で行うことができます。
複数のバージョン(シリーズ)があり、クラウド/オンプレミスの構成から選択できるものがあります。

XC-Gateの主な機能

機能名 説明
入力画面/入力補助 文字入力・数値入力・プルダウン・選択式ボタン・日付/時刻入力・音声入力など、多彩な入力方式をサポート。
過去データ参照・マスタデータ活用 過去に入力された帳票データを参照しながら入力可能。別帳票のデータ参照も可。
帳票設計/Excel連携 Excelで帳票フォーマットを設計できる。Excelでの関数・条件付き書式を利用でき、帳票イメージが Web の入力画面に近くなるよう設計できる。Excelに命令文(タグ)を記述する方式で帳票の機能定義が可能。
検索・集計・分析機能 入力されたデータはデータベースに保存され、帳票一覧・実績一覧画面・詳細画面で表示。
ユーザー管理機能 アクセス制限(ユーザー・フォーマット・フォルダ単位など)により閲覧・編集権限の管理が可能。履歴管理・承認ルート設定などのワークフロー要素。
オフライン対応 ネットワークが不安定な現場でも使えるように、入力後に同期するオフライン利用のオプションあり。
出力形式 入力データのエクスポート(Excel/CSV等)可能。帳票形式のまま印刷やPDF出力などもサポートされている。

XC-Gateの特長/強み

  • Excelフォーマットの活用性が高い
    Excelを使って帳票を設計できるため、帳票の移行に際して現場の抵抗感が少ない。Excel の関数・条件付き書式も利用可能。
  • 現場導入しやすい
    UI/UX Web アプリ化によりブラウザで操作可能。タブレット・PC・スマートフォンでの入力ができ、専用クライアントソフト不要。
  • 柔軟な運用・構成・選択肢
    クラウド/オンプレミスどちらにも対応。用途・組織規模に応じて選べる。さらにオプション機能やカスタマイズ、既存システムとの連携も可能。
  • 入力品質を高める制御機能
    必須入力・しきい値チェック・過去データ参照・マスタ参照といった入力ミスや漏れを防ぐ仕組みが揃っている。
  • 検索・可視化まで一貫
    単なるデータ収集だけでなく、集計・検索・分析まで一貫して対応できるので、導入後の運用価値が高い。

XC-Gateの料金

プラン形態として、「クラウド版」と「オンプレミス版」あり、料金は要問い合わせ。

JoyCoMES Re(東京ガス株式会社)

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https://eee.tokyo-gas.co.jp/lp/joy/comes/lp/index.html

JoyCoMES Re(ジョイコメスアールイー)は、東京ガスが提供する現場帳票の電子化ツールです。

既存のExcel帳票フォーマットを活用し、現場での記録・報告業務や帳票入力をタブレット/モバイル端末で簡単に行えるようにし、入力・承認・保存・検索などの流れをデジタル化・効率化することが目的です。

Joyシリーズの一つで、20年以上の提供実績を持ち、現場帳票の電子化やデータ活用を促進するパッケージ製品です。

JoyCoMES Reの主な機能

機能名 説明
Excel 帳票の活用 既存の Excel 帳票をそのまま電子入力画面に変換可能。Excel の「入力規則」「条件付き書式」「計算式」などがそのまま反映される。
アシスタント機能 専門的な命令文を直接記述することなく、グラフィカルな設定画面で帳票の項目/動作を定義できる。「文字入力」「数値入力」「日付・時刻入力」「チェックボックス」「署名・電子印鑑」などの基本要素を含む。
ワークフロー機能 帳票の入力後の承認・差し戻しなどのフローをアプリ内で設定・実行できる。入力者・承認者などの権限設定が可能。入力内容のチェック機能も搭載。
オンライン/オフライン対応&ネイティブアプリ ネイティブアプリを含む各種端末対応。オフラインモードでの入力・保存が可能で、通信環境が不安定な現場でも利用可。モバイル端末のカメラ・バーコード等デバイス機能も活用可能。
表示/ビュー拡張 データの見える化機能として、リスト表示のほか、グリッドビュー、カレンダー形式、地図表示など多様なビューをサポート。
データベース/外部連携 入力された帳票データは DB に保存され、他システムや BI ツールとの連携が可能。 JoyWatcherSuite(設備監視システム)などとの連携でプロセスや設備データの自動取込/反映も可能。

JoyCoMES Reの特長/強み

  • 既存帳票の流用性が高い
    Excel フォーマットをそのまま使えるため、現場の運用を大きく変えずに導入可能。運用の抵抗が少ない。
  • 導入と設定が簡単
    アシスタント機能により、命令文(スクリプト)などの専門的な知識がなくても帳票項目の定義や入力規則設定ができる。
  • 現場操作性重視
    オフライン利用可、モバイル端末/タブレット対応、署名・電子印鑑・写真添付などの機能が現場での記録に向いている。
  • 見える化/ワークフローの強化
    承認ワークフローや入力進捗の見える化、複数ビューでのデータ表示など、管理者や現場の双方に使いやすいUI/UXを提供。
  • セキュリティ/通信の強化
    バージョンアップ(Ver4.0.0)で通信暗号化(AES256)などのセキュリティ機能も向上。

JoyCoMES Reの料金

5ユーザーライセンスで99万円(税込)
※10ユーザー以上など、ユーザー数に応じたライセンス体系もあり。

詳細な見積は利用規模・オプション機能・導入形態(クラウド/オンプレミスなど)により、異なります。

TriFellows(横河ソリューションサービス株式会社)

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https://www.yokogawa.co.jp/solutions/products-and-services/isol/pims/trifellows/

TriFellows は、Windows対応のクライアントサーバ型電子帳票システムです。

横河電機製DCS(CENTUMシリーズ)や他PLC・システムと接続し、プロセスデータの取り込み、加工、可視化を実現します。

TriFellowsの主な機能

機能名 説明
帳票自動作成 日報・月報・年報・シフト報・バッチ日報などを自動生成し、修正反映も自動化。
トレンド表示・解析 CSVファイルやCENTUMトレンドファイルの読み込み、重ね合わせ、散布図・ヒストグラムなどによる分析。
瞬時値表示 Excel上の数式でリアルタイム値を表示、監視可能。
データ取得 ExcelアドインからプロセスDBへ直接アクセス・解析。
メッセージ表示/ガイダンス表示 ヒストリカルメッセージの検索や表示、作業手順書のポップアップ表示など。
豊富なモジュール DCSゲートウェイ、データベース機能、バックアップツールなどを装備。

TriFellowsの特長/強み

  • 製造現場のリアルタイム可視化・共有化により迅速な意思決定を支援。
  • Excelとの高い親和性。ユーザーは従来のExcel操作を活かして帳票作成・分析が可能。
  • 複雑なバッチ処理にも対応するデータ収集・帳票統合機能を備える。
  • 豊富な保守プログラム(パッケージ、拡張プラン)を選択可能。バックアップツールで安全性を確保。

TriFellowsの料金

詳細は要見積もり。

カミナシ(株式会社カミナシ)

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https://kaminashi.jp/

カミナシは、ノーコードで現場帳票やチェック表をアプリ化できるクラウド型業務効率化サービスです。1万5,000以上の現場でDXを推進してきました。
2024年8月に名称変更。

カミナシの主な機能

機能名 説明
ノーコード帳票アプリ作成 直感的なGUIで現場の帳票をアプリ化。
マルチデバイス対応 モバイルWebアプリによりデバイスを問わず記録可能。
帳票設計・出力 GUI編集、PDF/Excel出力、メールやFAXでの自動送付。
通知機能・品質管理支援 問題発生時の担当者通知、ISO準拠の管理プロセス構築。
データ化・集計・報告の自動化 紙やExcelでの工程をデジタル化し、集計・報告まで自動化。

カミナシの特長/強み

  • 導入しやすいノーコード。現場担当者による帳票作成・運用が簡単。
  • 多業界での採用実績(製造・飲食・物流等)で汎用性が高い。
  • デバイスを選ばず利用でき、柔軟な現場対応が可能。
  • レビューでも「ペーパーレス化による効率化」「チェックの自動化で時短」「CSV出力で転記省力化」などが高評価。

カミナシの料金

詳細は要見積もり。

GEMBA Note(株式会社MetaMoJi)

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https://product.metamoji.com/gemba/gembanote/

GEMBA Noteは、現場専用のデジタルノートアプリです。
手書き、写真、音声、表計算、フォーム、PDFなどを一元管理できるプラットフォームとして、現場DXを支援してくれます。

GEMBA Noteの主な機能

機能名 説明
自由手書き/画像上への手書き注釈 図面や写真に直接メモ可能。
手書き文字のテキスト変換 「mazec」による入力支援。
表計算内蔵 ノート内で計算、写真・音声などと連携して情報活用。
多機能フォーム作成 テンプレート化可能な帳票フォームを現場で作成可能。
豊富な記録機能 音声録音・追っかけ再生、カレンダー連携、PDF/動画貼り付けなど。
リアルタイム共有(Share機能) 遠隔地との同時編集・共有が可能。
その他機能 Bluetooth計測機器連携、クラウド共有、セキュリティ・監査機能、サブスクリプション提供。

GEMBA Noteの特長/強み

  • 現場での紙依存からの解放、電子化による作業効率・報告精度向上。
  • 多メディア対応(写真・動画・音声・図面など)で記録の多様性と視認性が高い。
  • 直感的なUI・テンプレートによる柔軟な帳票対応、現場で完結する業務フロー構築。
  • セキュリティ機能やログ監査で大規模導入にも対応。システム資産との連携も可能。

GEMBA Noteの料金

詳細は要見積もり。

F-Repo(神栄テクノロジー株式会社)

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https://www.s3platform.jp/f-repo/

F-Repoは、従来の紙やExcel帳票をそのまま電子化することで、現場の帳票業務を効率化する現場帳票電子化システムです。

紙・Excel管理に伴う課題(記入ミス、改ざん、検索時間、承認工数、二重入力、データ活用の困難さ)を解消し、業務改善を目指したシステムです。

システム構成は、現場での記録業務から帳票管理業務までを一貫してカバー。通信障害時でも操作可能なオフライン対応と、ノーコードでの帳票雛形作成機能も備える点が特徴です。

F-Repoの機能

機能名 説明
タブレット側機能 帳票選択/未終了帳票の通知、手書き入力(手書き感覚)、ドロップダウン選択、テンキー入力、バーコード読み取り、しきい値判定、入力もれチェック、オフライン操作対応。
PC管理画面側機能 帳票検索・閲覧、修正履歴の表示、しきい値判定、一括承認、工程進捗確認、帳票雛形編集、製品情報登録、利用端末一覧、従業員情報登録。

F-Repoの特長

  • 既存帳票レイアウトそのまま電子化
    紙帳票のレイアウトや運用フローをそのまま再現。現場に無理なくなじむ導入が可能。
  • 「パターンオーダー型」システム
    完全パッケージでも完全カスタマイズでもない、中間の柔軟な構成により、使いやすさとコストのバランスを重視。
  • 現場起点の DX(デジタルトランスフォーメーション)
    センサ・計測機器メーカーとしての視点と現場ノウハウを活かし、「現場で本当に使えるDX」を志向している点が差別化ポイント。
  • 通信障害時の業務継続
    2段階動作(オフライン操作→通信復旧後データ転送)設計により、現場での記録作業が中断されない。

F-Repoの料金

初期費用(構築+カスタマイズ)+月額費用(タブレット数×単価+保守)
詳細は要見積もり。

tebiki現場分析(Tebiki株式会社)

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https://landingpage.tebiki.jp/skp

tebiki現場分析は、Tebiki株式会社が、2024年1月23日に正式に提供を開始した現場帳票のクラウド型管理・分析サービスです。

製造業の製造日報、稼働日報、設備点検表など、現場で広く使われる帳票の「作成・記録・承認・分析」を支援する仕組みがあります。

tebiki現場分析の機能

機能名 説明
帳票のデジタル化・作成 現場帳票の雛形作成機能を通じて、使いやすいデジタル帳票を構築できます
記録・入力のしやすさ 紙では難しい「画像付き記録」や「遠隔地からのリアルタイム確認」などが可能
承認フローと分析 入力した帳票の承認機能に加え、蓄積データの集計やグラフ化による自動分析にも対応

tebiki現場分析の特長・強み

  • 帳票業務の一気通貫支援
    帳票の作成〜記録〜承認〜分析まで、現場業務をデジタルで統合的に支援
  • リアルタイム性と画像記録対応
    遠隔地からの確認や、記録に画像を組み込める点が差別化要素
  • 現場にやさしい操作性
    紙ベースに近い操作感で現場に馴染みやすく、デジタルへの抵抗感を低減し迅速な導入スタート可能
  • クラウド型
    初期導入のハードルが比較的低く、迅速な導入が期待できる

tebiki現場分析の料金

規模に応じ個別見積もり。詳細はお問い合わせ。

支出管理 受取請求書キャビネット(フリー株式会社)

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https://www.freee.co.jp/invoice-receipt/

支出管理 受取請求書キャビネットは、AI技術を活用して請求書の受領から保管、仕訳、支払管理までを自動化するクラウド型の請求書受領システムです。

電子帳簿保存法やインボイス制度に対応しており、紙の書類や手作業による経理業務の効率化とペーパーレス化を支援します。

支出管理 受取請求書キャビネットの機能

機能名
高精度なAIOCR機能
ユーザーごとの細かな権限設定
多彩な受領機能
複数明細行の読み取り
PDF分割機能
請求書以外の書類も保管可能

支出管理 受取請求書キャビネットの特長/強み

  • 高精度なAI-OCR
    95%以上の精度で取引先、金額、振込先などの情報を自動読み取り。
  • 柔軟な書類管理
    請求書以外の多様な書類も追加費用なしで保管可能。
  • 外部システムとの連携
    既存の会計ソフトや外部ストレージサービスと連携し、業務フローを変更せずに導入可能。
  • セキュリティと権限管理
    ユーザーごとに閲覧・編集権限を設定でき、情報管理を強化。

支出管理 受取請求書キャビネットの料金

まずは電子保管から始めたい方
「受取請求書キャビネット」
月額4,980円~

電子保管、仕訳、債務管理をしたい方
「受取請求書インボイス」
月額1万9,980円~

まるっと帳票システム(株式会社ユニリタ)

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https://marutto-chohyo.unirita.co.jp/

まるっと帳票クラウドサービスは、システムでの帳票基盤の構築に加え、帳票の印刷・郵送などのアウトソーシングから、専任担当による帳票業務プロセスの運用設計支援まで一括で対応可能なクラウド型サービスです。

請求書や給与明細などの帳票を電子化し、紙の帳票と併用しながらハイブリッドでのデジタル移行も可能です。

まるっと帳票システムの機能

機能名 説明
帳票設計・デザイン機能 帳票のデザインを自由に作成・変更できる。
仕分け・文字コード変換 帳票の仕分け・文字コード変換機能。
Web配信機能 帳票のWeb配信機能。
発送・投函代行 印刷・封入・発送業務の代行。
BPO/運用設計支援 帳票業務プロセスの運用設計支援を含む、業務全般のアウトソーシング。
法制度対応 インボイス制度や電子帳簿保存法への対応。

まるっと帳票システムの特長/強み

  • システム上でデータ変換や加工・仕分けを行えるため、あらゆるファイル形式をそのまま入稿できる。
  • 帳票基盤の構築から印刷・郵送、Web配信まで、帳票出力業務を一括で代行できる。
  • 導入にあたり大規模なシステム改修や開発が不要である。
  • システム自動連携が簡単にできるため、API連携開発が不要。
  • 紙の帳票とデジタル帳票を併用したハイブリッド型の運用など、お客様固有の複雑な特殊業務要件にも対応できる。

まるっと帳票システムの料金

月額費用: 3万2,000円~/月

製造業での電子帳票システムの選び方

製造業で電子帳票システムを導入する際は、以下の3つのポイントを参考に、自社の課題に合った最適なシステムを選びましょう。

作成・記録に手間暇がかからないもの

せっかく電子帳票システムを導入しても、作成や記録に手間がかかってしまっては、かえって業務効率が落ちてしまう可能性があります。

特に製造業では、現場の作業員が帳票を扱うケースも多いため、誰でも簡単に直感的に使えるシステムを選ぶことが重要です。

主に次の点を確認しましょう。

スマートフォン・タブレットからの入力に対応しているか

現場での作業と並行して入力作業を行う場合、PCを立ち上げる手間がない方がスムーズです。

手書き入力に対応しているか

紙の帳票と同じように手書きで入力できる機能があると、デジタルツールに不慣れな人でも抵抗なく導入できます。

オフラインでも使用できるか

電波状況が悪い場所でも作業が発生する場合は、オフラインでの入力・記録に対応しているかを確認しましょう。

無料トライアルが用意されているもの

無料トライアル期間を利用することで、本格導入前にシステムの使い勝手や操作性を実際に試すことができます。

特に、現場の従業員に使ってもらい、意見を収集することは非常に重要です。

無料トライアル期間では、特に次の3点を確認しましょう。

操作性の確認

システムが直感的で使いやすいか、現場の従業員がスムーズに操作できるかを確認しましょう。

機能の適合性

自社の帳票フォーマットや業務フローにシステムが対応できるかを確認します。

導入のしやすさ

既存システムとの連携やデータ移行がスムーズに行えるかなどを検証しましょう。

サポート体制が充実しているもの

システム導入後も、運用していく中で不明点やトラブルが発生することは少なくありません。

そのような時に迅速かつ丁寧なサポートが受けられるかは、システムを選定する上で重要なポイントとなります。

次の点を確認しましょう。

問い合わせ方法の種類

電話、メール、チャット、オンラインなど、複数の問い合わせ方法が用意されているかを確認しましょう。

サポート対応時間

自社の稼働時間に合わせたサポートが受けられるか、時間外対応が可能かなども確認しておくと安心です。

導入支援の有無

システムをスムーズに定着させるための導入支援や、活用方法に関するアドバイスが受けられるかどうかも確認しておきましょう。

まとめ

本記事では、製造業の情報システム部担当者様向けに、電子帳票システムのメリットや選び方、おすすめのシステムをご紹介しました。

電子帳票システムを導入することで、製造現場の業務効率化やコスト削減、情報セキュリティ強化など、多くのメリットを享受できます。

ぜひ、本記事でご紹介した情報を参考に、自社の課題解決に最適なシステムを見つけてください。

帳票DXの目指すべき姿と価格シュミレーション
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