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楽楽明細API活用で帳票業務DXを加速!「まるっと帳票クラウドサービス」で開発不要の連携と効率化を実現

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手作業による業務負荷や人的ミスを減らし、帳票業務のDXを加速させるためには、システム連携が不可欠です。

特に、TVCMでもおなじみの「楽楽明細」のAPI(Application Programming Interface)を活用して、既存システムとの連携を検討中の情報システム部門ご担当者様も多いのではないでしょうか。

しかし、API連携には専門知識や開発リソースが必要となるため、導入のハードルが高いと感じる方も少なくありません。

この記事では、開発不要で「楽楽明細」とのAPI連携を実現し、その先に待つ帳票業務全体の課題までを解決する「まるっと帳票クラウドサービス」をご紹介します。

楽楽明細とは?

「楽楽明細」は、株式会社ラクスが提供する、クラウド型の電子請求書発行システムです。

クラウド帳票発行サービスでは、導入社数シェアNo.1を誇ります。

※2025年3月時点

請求書、納品書、支払明細などのあらゆる帳票を電子化し、発行から受け渡しまでを自動化します。

帳票データを取り込むだけで帳票を一括作成でき、取引先の要望に応じて「印刷・三つ折り・封入・郵送」や「メール送付」まで自動化することが可能です。

郵送コストや印刷コストの削減はもちろん、請求書発行業務にかかる時間を大幅に削減できる点が大きな特長です。

楽楽明細APIで実現できること

楽楽明細は、API(Application Programming Interface)を提供しており、外部システムとの連携が可能です。

このAPIを利用することで、以下のような業務自動化を実現できます。

帳票データの一括取り込み

基幹システムから出力される請求データや売上データはもちろん、取引先ごとに個別ファイルとして出力されたPDF帳票も、まとめて一括で取り込み、そのまま発行します。これまで担当者が都度行っていたWeb画面からのアップロードといった定型作業をなくし、発行ミスや遅延のリスクを根本から解消します。

顧客情報の削除

基幹システムで管理している取引先マスタを、人手を介さず一括で取り込み、楽楽明細の顧客情報へ反映します。これにより、手作業でのマスタメンテナンスに起因するヒューマンエラーを防止。データの整合性を担保します。

楽楽明細などの電子帳票発行システム導入における課題

電子帳票発行システムを導入する際には、いくつかの課題に直面することがあります。

特に、大規模なシステムを運用している企業の情報システム部門にとっては、以下の点が大きな負担となりがちです。

サービス標準機能に合わせた入稿データの加工処理

既存の基幹システムから出力されるデータは、必ずしも「楽楽明細」の入稿フォーマットと一致するとは限りません。

この場合、入稿ファイルなどを手作業で編集したり、データを加工するシステムを開発したりする必要があります。

これは、導入前の準備段階で大きな負担となり、ヒューマンエラーの原因にもなりかねません。

上位システムとのAPI連携開発による導入負荷

楽楽明細のAPIを活用して基幹システムと連携することで、業務効率は飛躍的に向上します。

しかし、このAPI連携には専門的な開発知識や技術力が必要です。

自社の開発リソースが不足している企業にとって、連携システムを新たに開発することは、時間的・金銭的に大きな負担となります。

API連携用の自社開発システムの保守

API連携用のシステムを自社で開発した場合、導入後も継続的な保守・運用が必要です。

システム変更やバージョンアップ、セキュリティ対策への対応など、保守作業は情報システム部門の工数を圧迫します。

また、開発者が異動や退職をした場合、保守が困難になる「属人化」のリスクも伴います。

手動によるデータ入稿といった煩雑な運用負荷

API連携の開発が難しい場合、担当者が都度、手作業でデータをアップロードするという運用が継続されてしまいます。

これは、日々の業務の中で煩雑な作業となり、担当者の負担が増加するだけでなく、連携漏れといった人的ミスを誘発する原因となります。

業務の効率化を目指してシステムを導入したにもかかわらず、最もボトルネックとなる運用が発生し、かえって運用負荷が増えてしまうという本末転倒な状況に陥ることも少なくありません。

課題解決の鍵はユニリタの「まるっと帳票クラウドサービス」

これらの課題を解決するのが、ユニリタの「まるっと帳票クラウドサービス」です。

「まるっと帳票クラウドサービス」は、お客様のシステム環境に一切手を加えることなく、「楽楽明細」とのシームレスな連携を実現します。そのため、お客様はAPI開発や専門知識を一切必要とせず、既存システムから出力したデータを専用フォルダに置くだけで、楽楽明細との自動連携が可能です。

「まるっと帳票クラウドサービス」とは
まるっと帳票×楽楽明細.png

「まるっと帳票クラウドサービス」は、請求書をはじめとする多様な帳票データの入出力、加工、連携をクラウド上で一元管理するシステムと、帳票関連業務のBPOを組み合わせることで、お客様の帳票業務をすべてアウトソーシングいただけるサービスです。

「まるっと帳票クラウドサービス」なら、専用フォルダにデータを配置するだけ自動連携が実現可能。API連携の課題をスムーズに解決します。
お客様側での開発は不要。しかも、現在お使いのデータ形式をそのまま活かせるため、スムーズかつ完全に自動化できます。

しかし、本サービスの真価はそれだけではありません。楽楽明細との連携は、私たちが提供できる価値の一部です。 その本質は、多くの企業が諦めてしまっている、より複雑で根深い帳票業務の課題をまるごと解決できる点にあります。

「まるっと帳票クラウドサービス」であれば、導入時に課題となりがちな以下の業務も、”まるっと”お任せください。

データ加工業務

柔軟なデータ加工はもちろん、仕分けが必要なPDFの分割・結合といった複雑な処理も自動化。お客様は、今お使いのデータをそのままご入稿いただくだけで問題ありません。

エラー対応

24時間365日の常時エラー監視体制を構築。万が一の異常を検知した際は、即時メールで通知し、安定した運用をサポートします。

個別発送業務

「楽楽明細」の標準郵送代行では対応できない、宅配便やチャーター便といった複雑な発送業務もお任せください。印刷BPOも組み合わせ、あらゆる配送ニーズにお応えします。

既存帳票レイアウトの再現

現在お使いの帳票レイアウトをそのまま再現することが可能です。これにより、基幹システム側で帳票を改修する手間やコストが発生しないだけでなく、レイアウト変更に伴う取引先への説明や承認といった調整業務も一切不要になります。

まとめ:API連携の課題を“開発不要”で解決し、帳票業務の「完全アウトソーシング化」へ

「楽楽明細」は、帳票業務の電子化と効率化に非常に有効なツールです。

しかし、API連携には開発コストやリソース、専門知識が必要となり、導入に二の足を踏んでいる企業も少なくありません。

ユニリタの「まるっと帳票クラウドサービス」は、開発不要で「楽楽明細」とシームレスに連携し、自動化を実現します。 しかし、それは私たちが提供する価値の、ほんの一部に過ぎません。 本サービスの真価は、単にシステムを連携させることに留まらず、楽楽明細だけではカバーしきれない複雑なデータ加工や個別配送といった、これまで自動化のために多大な工数とコストが必要であった連携開発や、アウトソーシングを諦めていた業務領域まで、“まるごと”引き受け、お客様を帳票業務の煩雑さから解放します。

「楽楽明細」のAPI連携にお悩みのご担当者様、ぜひその先の「帳票業務からの解放」を見据えた当サービスをご検討ください。お客様の業務に合わせた最適なソリューションを提供し、帳票DXの未来をサポートします。

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